就職・転職活動中の人に伝えたい!専門商社 法人営業職の仕事について紹介【経験談】

就職、転職先として専門商社での法人営業を検討されている方でご存知ない人向けに、専門商社の法人営業のサラリーマンである私の実体験を基に、仕事内容についてお話いたします。

専門商社と言ってもピンからキリまでありますので、これからお伝えすることは一つの専門商社の法人営業職の情報であることを踏まえて、就職活動、転職活動の参考にして頂ければと思います。

筆者について
  • 偏差値50程度の大学出身(文系)
  • 従業員2,000〜3,000人のB to B専門商社の法人営業職
  • 取扱商材は有形商材全般
  • 取引先は東証一部のメーカーが中心
  • 主な仕事内容
    1. 社内・取引先からのメール確認、返信
    2. 見積対応
    3. 顧客との商談
    4. 新規提案製品の情報収集・整理

    他にも担当顧客の売上についての状況確認、どのようにして売上を伸ばすかなどについての社内会議、仕入先の製品説明会など、顧客に限らず、社内・仕入先との会議の時間やそのための資料作成の時間もあります。

    仕事内容についてはどの専門商社も少なからず共通している部分はあるかと思います。その一方で、各仕事の処理方法、掛かる時間は会社・部署の方針、個人の技量・知識・慣れなどによって異なるでしょう。

    それでは、上記で述べた4つの仕事内容について、もう少し具体的にお話しいたします。

    1. 社内・取引先からの問い合わせメール確認、返信

    社内や、顧客、仕入先からの問い合わせ事項に対する返信が主になってます。

    例えば、継続的に納品している製品、提案中の製品に関する問い合わせ、仕入・売上金額、納期調整に関する内容などに対する回答・確認を行います。

    基本的には出勤後の朝、必ず確認・対応しておくことで、その他の時間に他の仕事を割り当てるように処理しています。

    また、営業で外出から戻った後に溜まった問い合わせ事項に対して対応することも多いです。

    2. 見積対応

    客先からの依頼、提案製品に提案するために仕入先から入手した見積製品に利益を乗せて客先に回答します。

    仕入金額に対していくら乗せるかについては、競合価格を意識したり、その製品に掛かる費用、社内の取り決め等、様々な要素を考慮した上で決定されます。

    3. 顧客との商談

    顧客が抱える課題、困っていることなどを確認したり、こちらから買ってもらいたい製品を提案します。

    相手やその時の状況・内容によって、雑談を交えながら本題を話したり、相手が急いでいる場合は手短に簡潔に話すようにしたりと臨機応変に対応することがあります。

    4. 新規提案製品の情報収集・整理

    売上・利益をあげるための新しい製品情報を収集して、次なる営業活動に備えます。

    情報収集方法については、社内で共有されているクラウドサービス、インターネット、社内外の人づてです。

    最後に

    私の経験に基づいてお伝えさせて頂きました。

    あくまで一例として、専門商社に限らず他の業界への就職・転職を検討して頂ければと思います。

    実際の仕事内容については、その企業に入ってみないと分からない側面ではありますよね。

    100%満足いく就職・転職結果を得ることは難しいかと思いますが、事前の情報収集と企業が求める条件を満たせるように自己研鑽に励んで、出来る限り皆さんが満足いく就職・転職が出来るよう願ってます。

    ちなみに、専門商社に就職するために活用した就職サイトは、新卒時はマイナビ、リクナビ、転職時は特にdodaをでした。

    良かったら参考にしてみてください。

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